今日から、7日、8日、9日と3日間、長崎くんちが
始まりました。

長崎くんちは、長崎の氏神「諏訪神社」の秋季大祭です、

7つの町が踊り町として、出し物を出します、

7年に一度、踊り町として、順番が回ってきます、

その為、回ってきた時、町を上げて、盛り上がります、

✿紺屋町
奉納するのは本踊りです
紺屋町は、中島川のそばにあることから、かつて、
染物屋さんが多く、その辺りで遊ぶ、可愛らしい子ども達、
その染物屋さんで働く、職人さんを、イメージした
踊りです。
「稔、秋、染、耀、紺、屋、彩」(みのるあきそめて
かがやくこうやのいろどり)と言う長唄で、踊られて
います、
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✿大黒町
奉納するのは唐人船です

中国から、長崎へ交易品を積んで、やってきた船です
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福建省の古い民謡で、幸福を呼ぶと言われている
「ヤーハ」と、、

力強いかけ声で、唐楽のリズムに乗って、
船を回します、

回転を増すごとに、早くなっていき、

それと同時に、石が削れていく音の凄さも増し、更なる
豪快な、船回しを披露してくれました。



✿出島町
西洋に唯一開かれた、窓口であったのが、出島、当時の
オランダ商船を、思わせる船です
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4トンの船を「静と動」と言うテーマを見事に
表現していました、

「静」
ベルリラと言う楽器にのって、1周を45秒かけて、
回す男衆の姿が、見事でした、




✿小川町
奉納するのは唐子獅子踊り
長崎の無形民俗文化財に指定されていて
五穀豊穣を願う、伝統ある踊りです、
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✿東古川町
奉納するのは川船です
ダイナミックな船回しが、スピード感があり、見ている人を
楽しませてくれます

注目は、舟歌に合わせ、子供船頭が、網を打って7匹の
魚を一網で摂る姿が、緊張感があり、盛り上がりました、
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✿本古川町
奉納するのは、御座船です、
長崎港の警備にあたっていた、細川藩の軍船をモチーフ
に作られています、
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担ぎ衆は全員、ボーズ頭!

意気込みを感じます

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注目は、船回しの時の、「寸止め」長采の目の前で、
船をピタリと、止める技で、息をのみなす、




✿椛島町
奉納するのは太鼓山、通称「コッコデショ」です

1トンを超える、大きな太鼓山を、36人の担ぎ手達が、
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「コッコデショ」と掛け声をかけながら、天高く放り上げ、

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片手で、受け止める!!「天空踊」

とんでもなく迫力ある太鼓山です


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テレビでも、特集が組まれる位、皆が特に、楽しみに、
待っていた、出し物です、

60日間、練習に練習をかけた、男衆の、
キビ!キビ!と、ピタッと合った、

動作が、なんとも、素晴らしかったです、


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